そういえば、数年前までは、ゆで卵を食べ過ぎるとコレステロール値が上がるから駄目だって言われていましたが、今はもう違いますよね?
こんな風に医学的常識というのは、どんどん書き換えられていくものなので、慢性痛の原因も同じく、最新の事実に基づいた新たな常識に書き換えられて然るべきなのですが、現実的には厳しい…。
というのも現状は、慢性痛=骨の老化という理屈の基、ヒアルロン酸注射やグルコサミンといった薬剤が大量流通している世界なので、これを否定するような新常識は既得権益にとって不都合だからです。
ただ、真実は、既得権益の都合とは関係ありませんし、あくまで一つなので、いつかは明らかになっていくのだとは思いますが、現状は、私の治療を受けて痛みが取れた人にしか『痛みの原因は骨ではない』という事実が理解されないという歯がゆい結果にしかなり得ません。
私がどんなに真剣に訴えても、所詮、千葉の一整骨院の院長如きでは、誰もこのような話を信じないのは当然でありますし、多くの人が私のような臨床家よりも、どこどこ大学の大学教授や何々記念病院の医師といった権威者の話の方に耳を傾けるものです。
私ですら専門知識が無い分野でしたらやはり権威者の話がとても気になります。
しかし、もし私の話が真実でないならば、なぜこれほどまでに私の治療院に患者様が訪れるのか…、何の宣伝もしていない口コミだけの治療院なのに、どうして数ヶ月先まで予約がパンパンに埋まってしまうのか…、その事実に注目し、事の真偽を考えてみて欲しいのです。
昔の刑事ドラマで「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」というのがありましたが、正にその通りで、研究室で考えられた机上の理論は、実際の患者さんの前では通用しない場合が多々あるのが現実です。