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関節手術不要論①
2024.07.23
関節手術不要論
-その膝・腰・肩の慢性痛、整形外科では治りません-
著:糸日谷哲章
第1章:
たとえ手術が必要だと言われても、全く諦める必要なんてない。
■はじめに
最近、私の治療院にいらした実際の患者様の話です。
この女性は、ある日、何のきっかけも無く、膝の痛みが出始めました。特に辛いのが階段の上り下りで、しゃがんだり立ち上がる時も痛むようになり、近所の整形外科を受診。
レントゲン撮影したところ、医者から「膝の軟骨に傷がついたのが痛みの原因ですね。骨と骨の間が少し狭くなっています。長年、負担をかけて来たでしょ?」と言われ、「えっ?今まで膝に特別負担をかけた覚えは無いし、普通に生活していただけなんだけどなぁ…」と思いつつ、ヒアルロン酸注射を週1で打つことになりました。
治療開始して1ヵ月。計5回も注射を打ったのですが、一向に痛みは消えず…。
で、恐る恐る正直に医者に「まだ痛いんですけど…」と伝えると「いやいや、これは関節の老化が原因ですから、根治させたいなら手術して骨を取り替えるしかないんですよ」って言われた人がいました。
さて、この女性の年齢、いくつくらいだと思いますか?
まぁ関節の老化が原因だと言われてるのだから、少なくとも60代後半とか、70代以降の人なんじゃないかなって思いませんでしたか?
でも実はこの女性…、まだ40歳なんです。
「えぇっ?40歳で関節が老化してるって、この人、今までどんな過酷な生活してきたの⁉もしかして凄く太っているんじゃないの?」と思われた方がいるかもしれませんが、そうではありません。
この女性は、中肉中背で、過去に何か特別激しいスポーツをやって来たわけでもない文化系女子。
仕事も普通のカフェで働く店員さんです。
確かに立ち仕事だけど、そんな重たいものを持って走り回るような、膝に激しい負担がかかるような仕事も今まで一切してきていない。
生活もごくごく普通、皆と変わらない一般的生活をしてきただけなのに、整形外科に行ったら「関節が老化してる。根治させるには手術しかない」と言われたのです。
何ともおかしな話ですよねぇ?
で、さすがに手術は嫌だと他を探し、当院を受診されました。
初回問診で私がその人に「40歳で関節が老化してるって言われて変だと思いませんでしたか?」と聞いたら、「いや実は、私の母が同じ変形性膝関節症で毎日痛みに苦しんでいて…。私は母に体型が似てるから、私も同じになってしまったんだと思いました」と。
お母さんはお医者さんの勧めるまま、人工関節にしちゃったそうで、「母を見て、手術したせいで余計に苦しんでいるのを知っているから、手術だけはしたくなくて…。で、知り合いからこちらの話を伺い、わらにもすがる思いで来たんです。」との事でした。
私が初診でこの女性を診た時、膝痛発症から半年以上が経過していて、もう膝は完全には曲げられず、正座が取れなくなっていました。
というのも整形外科医から「膝に負担がかかることはしない方が良い。正座もするな。仕事も控えろ」とのアドバイスを受け、それを忠実に守った結果、半年間で膝関節が固まり、本当に曲げられなくなってしまったのです。
しかし、幸いにも私の治療を1回受けた直後には、その場で痛み無く正座が取れるようになり、いつも辛かった階段の上り下りも痛み無くできるようになりました。
さて、この話を聞いて、あなたはどう思いましたか?
「いやいや、もしこれが本当の話なら、このケースが特別異例で、たまたま偶然治療が上手くいっただけでしょ?」と思うかもしれませんが、全然偶然などではなく、こういうことが私の治療院では連日、当たり前のように繰り広げられています。
すなわち、手術しかない…、骨、関節の老化が原因で痛むのだから手術しかないと病院で診断を受けた人たちが、手技でやる徒手療法で痛みだけは大抵が取れてしまうのです。
では、痛みが取れてしまうということは、私の治療によって軟骨のすり減り、傷がその場で再生し、その結果、痛みが無くなったということなのでしょうか?
いえいえ、そんなはずはありません。
指で押したり、引っ張ったり、揉んだりしたぐらいで、軟骨がみるみる再生するなんてことは医学的に絶対ありえませんから。
となると…、なぜ私の徒手療法(としゅりょうほう)で痛みが取れてしまうのか…?
その理由は、多くの整形外科医がなぜかあまり注目しない、骨以外の組織に焦点を当て、そこに徹し、治療しているからなのです。
整形外科医を含め、皆、痛みの真の原因を勘違いしています、というか錯覚しています。
これはテレビCM等で連日、軟骨がすり減ってるからグルコサミン、コラーゲンを飲みましょう的な情報を目にするので、そう思い込むのも仕方のないことなのですが、慢性化した関節痛の真の原因は、骨や軟骨ではないのです。
もう一度はっきりと断言します。
多くの人が抱える慢性化した関節痛の原因は、断じて一般的に広く信じられている“骨・軟骨の老化”のせいではありません。
例では膝痛を出しましたが、膝に限らず、首・肩・肘・手首、指関節だろうと、腰や股関節だろうと同じです。
それが証拠に、私の治療院では、どこの関節だろうと骨に問題があると診断された数多くの患者様が、痛みから解放された生活を取り戻しているのです。
にわかには信じがたいかもしれませんが、数年来引きずった痛みすら、たった一回の治療でその場で良くなってしまう人も少なくないのです。
こんな話をすると、あなたは誰で、どんな経歴の持ち主なの?と気になる方もいらっしゃるでしょうから、先に簡単な自己紹介をしますね。
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【更新予定は9/1】
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