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関節手術不要論⑪
■痛みの真理に気づいたきっかけ:私が慢性痛を治せるようになった経緯
私も最初から、痛みの治療ができていたわけではありません。
理学療法士(Physical Therapist:通称PT)になって間もない頃は、治療とは呼べないようなことをやっていました。
今、当時の自分を思い出すと患者さんに対して申し訳なく、恥ずかしい気持ちになりますが、その頃の私は、できていないことを全く自覚していなかった…。
自覚どころか「俺は今まで人一倍勉強してきた。だから患者さんの役に立つ意義深い仕事ができているんだ」と慢心し、ある意味、いい気になっていたのだと思います。
そんな勘違い甚だしい私を天は許さなかった…。
ある日、酷いぎっくり腰になり、1年以上もの間、杖をつかなきゃ普通に歩けなくなってしまったのです。
もともと私は腰が弱く、はじめてぎっくり腰になったのが小学校4年生の頃。
体育館で寝転んで遊んでいる友達をふざけて飛び越え、着地した瞬間ギクッ‼…。その場で全く動けなくなってしまい、このギックリ腰を皮切りに、その後は4ヶ月に一回位のペースで、ギックリ腰になっていたのです。
だから年に3回くらいはギックリ腰で動けなくなる。
でも、大体が2週間、長くても3週間くらいすれば、特に病院に通わなくても治っていたのですが、この時ばかりは今までのものと全く違いました。
腰の痛みが2週間どころか3ヶ月経っても改善せず…、半年経った頃には杖をつかなきゃ歩けない状態にまで悪化してしまったのです。
ギックリ腰を経験した方なら分かると思いますが、ギクッとやった当日は、トイレに行くことも人の手を借りなきゃままならない。
痛みで寝返りもとれないし…。
まぁ、できることと言えばせいぜい腰に湿布を貼って、横になって体を丸め安静にし、症状が落ち着くのを待つ事くらいなんですよ。
でも、2~3日すると、何とか壁を伝いながらもソロリソロリと一人でトイレに行ける位にはなるんですが、2~3日じゃまだまだ腰の痛みは全然残っていて、日常生活を送るには相当しんどい状態なんですよね。
この相当しんどい状態、つまりギックリ腰発症後3日目位の状態が1年半以上もの長期間、続いたのです。
もうそれは苦しくて苦しくて…。
当時、私は整形外科のある総合病院に勤務していましたので、当然、働いてる病院の整形外科医に相談しました。で、各種検査を受けたのですが、確たる原因は分からず…。
「糸日谷君、骨には異常がないみたいだけど、うーん、ヘルニアっぽいのかもしれないね。まぁ腰の牽引でもして様子見てみて」と告げられ、内心、「えっ、こんなに痛いのに話はそれだけ?何か具体的なアドバイスや治療はしないの?」と思いつつも、職場の医者がそう言うものですから、休み時間の度に腰を牽引し、仕事中はコルセットと湿布をして何とか痛みを凌ぎながら様子をみていたのです。
でも、腰痛は改善せず、腰は相変わらず痛いまま…。
関節手術不要論⑫へ続く
【次回更新予定は8/31】
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