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坐骨神経痛になる歩き方②
2024.09.07
■外反母趾と坐骨神経痛の関連性
坐骨神経痛が出ている側の足は、多くの場合、外反拇趾も併発しています。
左右に外反拇趾がある場合でも、より強く外反拇趾が出ている側(変形が強い側)に坐骨神経痛や膝痛が出現する傾向があるのです(膝痛が出現する歩き方:詳しくはこちらをクリック)。
ではなぜ外反拇趾がある側に坐骨神経痛が現れやすいのか?
これには運動学的な理由が存在します。
まずは外反拇趾のメカニズムから説明しましょう。
■外反母趾は悪い靴(パンプスやヒールなど)が直接の原因ではありません。
知らない人も多いのですが、靴を履かず、裸足で生活しているようなアフリカの原住民でも外反拇趾の人が多々いるという調査報告があります。
さらに言えばパンプスなどを履かない男性の外反拇趾も多く存在します。
このような事実を踏まえると、外反母趾を引き起こす原因が“靴のせいだ”という説は一見正しいように見えますが、矛盾をはらんでいるのです。
靴が直接の原因であるならば、靴を履かない人々は外反拇趾にならないはずなのに、なぜ外反拇趾になったのでしょう?
説明がつきませんよね。
では何が主原因なのでしょうか?
■外反母趾を引き起こす、筋や靱帯の弱化について
外反拇趾のメカニズムは足のアーチ(特に横アーチ図②)が崩れた結果生じます。
しっかりと弓なりに高さのあるアーチである場合、足指(中足骨)は整列しているのですが、アーチが低くなると、中足骨間が開き、母趾と小趾は内倒れするのです。
リウマチなどの特殊な病態を除き、アーチが崩れてしまう主原因はアーチを支える靱帯や筋の弱化です。
外反母趾を引き起こす原因は遺伝的要素との関わりもあり、諸説様々ですが、いずれにせよ足底アーチの崩れにより発生するのです。⇒坐骨神経痛になる歩き方③へ
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