患者様の声
PATIENTS VOICE
パーキンソン病と診断され歩行障害と闘う大藪さん(84)
2017.08.01
糸日谷哲章先生
長年の病院勤務をお辞めになり、独自の治療法の研鑚をお目指ざしの上でのご開業をなさるとのこと、おめでとうございます。
先生は、ストレスの多い現代に多発する肩こり、筋肉痛、腰痛などをまるで、スポーツ選手が大一番の試合に備えて受ける特殊療法のような魔力とでも呼びたいような手技をお持ちです。
私達が健康な日々を送るために貴重な事のひとつは、こうした骨・筋肉・筋などの疲れを素早く取り去ってくれるストレッチ・マッサージの技術保持者との出会いです。新しくできる『いとひや整骨院』は、まず、こうした基本的要望に迅速に応じてくださいます。会社勤務や家事育児の疲れを速やかに癒やしてくれることでしょう。
次に・・これが最も大切なことなのですが、糸日谷先生は脳梗塞後の半身まひ、運動神経伝達物質欠乏からくるパーキンソン病、老化などで寝たきりの人々を再び「立ちあがらせ歩かせる」糸日谷流といってもよい特異の理学療法を身につけて、病後や老後の健康回復(リハビリテ―ション)に更なる熱意で取り組んでいらっしゃる理学療法士です。
最新医学と手を結びながら、時にはお医者様から見放された患者の特殊な痛みや苦痛さえ、やわらげてくださる・・はやり言葉を借りればまさに「カリスマ」トレーナーです。
患者の一人にすぎない私がなぜ、そう言い切れるのか、この投書をお読みくださる皆様、少しお時間をください。
私は約五十年の間、テレビドラマや映画の「シナリオ」や大劇場の芝居の「台本=戯曲」を書いて来ました。テレビや舞台で、大スターやタレント達がセリフを喋るのが・・ドラマの表です。
そして裏には話の筋や骨組を作り、セリフをこつこつと書く私のような脚本家(作家)がいるのです。つまり皆様がご覧になるスターやタレントの後には、書き手がいるのです。それがドラマ作家で、私の仕事もそれだったのです。稽古や開幕の初日や千秋楽の日ぐらいしか華やかな芸能界とは縁がなく、来る日も来る日も、家に閉じこもり、時には徹夜続きで原稿用紙(近年ではパソコン)と向き合い「指と頭しか動かさない」暮らし。私はそんな裏人生を長く送り、脚を動かさなかったため、足(脚)が早く老化したのでしよう。
一昨年、転倒事故のため、多発性骨折を起こし歩行が一層困難になり、軽いながらも神経の難病にまでなったので、仕事(座職)を止める羽目になりました。
それでも、まだ残っている仕事の整理をする程度の体力は取り戻したいと、焦りを感じていた矢先、希望への手引きをしてくれる理学治療士(フィジカル・セラピスト)に偶然出会う事ができました。糸日谷哲章先生です。
二、三カ月のうちに私の運動機能はぐいぐいと上がり、ひょろひょろ歩行がかなり矯正された頃、糸日谷先生は開業の準備時間のために勤務先を辞められました。健康回復の上り坂を上がりつつあった私はじめ、多くの担当患者が・・・・「命にかかわること」・・・・と先生とのお別れを嘆き悲しんだと聞いています。私はお便りを通じて先生にアピールを続け、ご開業になる治療院は遠くて通えないけれど、時間が作れる時に訪問リハビリをして頂けないかとのお願いに、当分はとのお答を頂いたのです。
それから、約3カ月、先生がおやめになっていた2カ月の間に後退していた脚力体力は取り戻し、先生は私の「歩行恐怖」をとりのぞくための選手とコーチのように「人生レース」をともに走り進んでくださっている・・というのが現状です。
私の長いリハビリ体験やマッサージ体験から判断して、糸日谷先生のように、(横綱の資格を表す言葉を借りると)心、技、体が揃った療法士は希有の存在です。体験豊かな30歳後半の落ち着きと、やさしさが溢れ出ながら、「糸日谷哲章」という求道者のようなお名前にふさわしい、硬派の趣きを秘めている・・今どき珍しい真摯(しんし)な方です。
この現代の「赤ひげ」先生ならぬ「イケ面トレーナー」が、理想に熱心のあまり、疲労で倒れないかと、私は心配をするほどです。
重複するむきもありましょうが、先生のすばらしさを以下にまとめます。
私は職業上、肩コリ、腰痛との戦いの連続でしたから、今度の深刻な病気以前にも多くのトレーナーやマッサージ師から幾度も体ほぐしを受けていました。検査入院でリハビリ療法に対するトレーナーの良し悪しも見知っていました。そしていささか物足りなく思っていた時、出会ったのが糸日谷先生でした。
先生の技法の独自性と際立つ効果が、これまで出会ったトレーナーとあまりにも違うので、私は「この人こそ(お医者様でもさっとは治せない)私の難病・・・脚の異常・・・を治してくれる人物!と、固く信じることができたのです。治療はじめのストレッチの心地よさからして、これまで体験したことのない鮮やかさでした。
力が籠った治療ですから、受けている途中、成績(私の場合歩行異常)が劇的に上がっても、直後はへとへとになります。しかし、新たな故障は何も起きないし、疲れが取れ去ると、80歳を過ぎる私なのに身体能力が劇的にレベルアップして行きます。コーチがよければ、年齢的に不利な選手でも、努力は実を結ぶもののようです。
単純なパソコン疲れや、肩こりのリフレッシュはもちろん、半身不随や、奇病難病による凝りや痛みまで、彼は患者一人一人の苦痛の特色を誠意を持って親身に考えてくださいます。型通りのマッサージや指圧その他と異なり、相手に合った治療法を考案しようと志す・・・「あなただけのため…」「オンリー フォア ユウ」の療法・・・高級服に例えれば、“オートクチュールのリハビリテーション治療”を彼は目指す人物です。
患者が抱える主訴が医学的に重いものである場合、リハビリで即座に全治とはいかず、積み重ねが必要でしょう。しかし、私の経験では気合いのこもる彼の治療法にはちゃんとした医学的計算があるので、疲れすぎで病気の悪化が起きることはありません。
私のように難病による脚の異常の場合でも、単なる老化や気温変動のためにあちこちの神経や筋肉が痛くなることがありますが、そのような急性で単純な痛みは彼にかかれば短期間に治ります。慢性にしないために、早く彼の治療をお受けになりますように。
研究熱心な先生のご性向が、独立自営開業という快挙にまでこぎつけたのでしょう。「独自の治療法開発に時間と精力を自由に取りたいことが、独立自営の動機になったのです」と伺った時、私は彼の理想の高さに胸を打たれました。
整体やカイロというようなところは国家資格ではない民間の資格のようですが、糸日谷先生は、大勢の患者が安心して治療を受けられるようにと、難易度の一番高い「理学療法士」の国家資格だけでなく、接骨医の国家試験を受けて最高点で合格し、「柔道整復師免許」をとり、その上で治療院開業という運びに持っていかれたのです。このようなすばらしい先生にかかれることは、多くの患者にとって幸せなことです。
不況の世の中ではありますが、老齢化と健康志向は進んで行きます。糸日谷先生は、今の世に求められる人材です。開院のご成功を信じています。
劇作家 大藪郁子
目次
大藪郁子さんプロフィール
日本を代表する劇作家・脚本家。
1962年に『うわさ島』でデビュー後、舞台を中心に、映画、テレビ界においても数々のヒット作品を手掛ける。
1977年には大衆演劇の舞台で優れた業績を示した芸術家に贈られる菊田一夫演劇賞を受賞(対象作品は『ながれぶし』『紀の川』)。
1996年の映画「八つ墓村」では市川崑監督のもと脚本を手がけた。この作品では主演に「男たちのかいた絵」の豊川悦司を起用し、新しい金田一像を作り上げた。出演はほかに「藏」の浅野ゆう子、「目を閉じて抱いて」の高橋和也、「学校の怪談2」の岸田今日子、「ビリケン」の岸部一徳など錚々たる実力派俳優陣が並ぶ。
一般的に知られる大藪さんの代表作品
木枯し紋次郎(1972、フジ「土曜10時枠」)
市川崑シリーズ・追跡(1973、関西テレビ「火曜10時枠」)
ハイカラさん(1982、NHK「連続テレビ小説」第29作)
八つ墓村(1996東宝)
幸福(1981東宝)
おやゆび姫(1978東映)
アンデルセン童話 にんぎょ姫(1975東映)
教室二〇五号(1974共同映画)
など。
膝痛・腰痛・肩こり・関節痛でお悩みの方は、
千葉市おゆみ野のいとひや整骨院にご相談ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:00~12:00 | ● | ● | × | × | ● | ● | ● |
13:00~17:30 | ● | ● | × | × | ● | ● | ● |
休診日:水曜日・木曜日
ご予約はWEB予約にて受け付けています。当院に関するお問い合わせはメールフォームをご利用ください。
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