一年前から膝が痛み、最近特に辛くなったということで、先月、40代の女性がいらっしゃいました。
原因は不明です。
4時間の立ち仕事終わりと長時間歩いた時に膝の内側が痛むそうです。
特別激しいスポーツ歴もない方なのですが、整形外科ではなんと『変形性膝関節症』と診断されたそうです。
40代で膝の骨が変形!?
お医者さんの診断は本当に正しいのでしょうか?
私は今までにも、たくさんのこのような方を診てきました。
昨日、この女性からメッセージを頂き、初回治療以降、1ヵ月立ちますが、痛みは全くないとのことです。
「膝が痛くてこのまま仕事できなくなってしまうのかなって考えてしまい、とてもネガティブになっていた」と。
それほどお辛かったんですね。
今は痛みなくお仕事続けられているようです。
もし間違った治療を受け続けていたら…
病院で何度もヒアルロン酸注射を打たれたり、効果のわからない電気治療や筋トレ的な運動を何年もやったり…。
そして数年後、本当に膝が変形していたかもしれません(そういう方がたくさんいるんです…)。
膝痛がなくなり本当に良かったです。
たしかに70代、80代で骨が変形している膝痛を1回で治すことは難しいですが(それでも3ヶ月くらいで痛みは消えます)、
40~50代の膝痛なら、絶対とは言えませが、ほとんどの場合1~2回の治療で治っています。
テレビや雑誌等でさんざん『膝痛の原因は軟骨のすり減り⇒ヒアルロン酸・グルコサミン買いましょう‼』的な情報が連日流されるので、多くの人が信じられないの無理ないですよね…。
でも膝痛の原因はホントそうじゃないんです!!
だってもし骨の変形が原因なら絶対に一回の治療では治りません。
でも私の臨床では、大抵治っているんです。
膝痛がその場で無くなるんです。
いつもどうすればこの事実が世の中に浸透するのか、考えていますが、主張すればするほど嘘っぽく聞こえるのかなぁ…。
『1年以上痛んだ膝痛でも1~2回の治療で治ります』
『ヒアルロン酸注射を打たなくても、手術しなくても膝痛は治ります』
う~む、文字にするとやはり嘘みたいな文章に見えますね(汗)。
兎にも角にも、痛む膝をかばい、不安を抱えながらも、来院してくれた患者様に対して、日々、丁寧で誠実な治療を行い、結果で証明し続ける。
「原因は軟骨じゃない」っていうこの事実が、いつか当たり前になる世の中になればいいなぁ(願)。